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屋内アセットトラッキングは、世界中の企業にとって重要なテーマになりつつあります。倉庫、病院、産業施設など、業務が屋内へと広がる中で、アセットの可視性を維持することは依然として大きな課題です。業界の見通しでは、屋内位置情報市場は、より優れた顧客体験とスマートビルディングへの需要を背景に、2029年までに119億米ドルから314億米ドルへと急速に成長すると予測されています。一方で、Bluetooth®などの従来技術には、大規模施設へ展開する際の制約があります。

こうした課題に対応するため、テルトニカはウェビナー「EYE SEES MORE WITH WIREPAS MESH」を開催し、Mesh技術がEYEデバイスエコシステムの可能性をどのように拡張し、効率的な屋内アセットトラッキングを実現するのかを解説しました。本セッションでは、既存アプローチの主な制約を取り上げるとともに、新しいタグ「EYEビーコンメッシュ」と「EYEセンサーメッシュ」を紹介し、大規模施設においてスケーラブルかつ費用対効果の高いトラッキングを実現する方法を示しました。
従来型屋内トラッキングの限界
Bluetooth®技術は、屋内トラッキングにおいて現在も一般的に利用されています。EYEデバイスとトラッカー間の通信を可能にし、トラッカーがデータを収集してバックエンドシステムへ送信します。しかし、大規模環境では、このアプローチの拡張が難しくなります。カバレッジを拡大するには追加のトラッカーが必要となり、それぞれに設置、電源供給、接続環境が求められるためです。その結果、インフラの複雑性と全体的な導入コストが増加します。
Dデバイス密度も、もう一つの制約です。1つのエリア に多数のBluetooth®デバイスが存在すると、信号の過負荷が発生し、データの信頼性が低下します。デバイス数が増えるほど、安定した性能を維持することが難しくなります。
EYE Meshタグによるスケーラブルなアプローチ
Wirepas Mesh技術は、デバイス同士が相互に通信し、ゲートウェイに到達するまでネットワーク内でデータを中継する、従来とは異なる通信モデルを採用しています。このアプローチは、信頼性の高い屋内アセットトラッキングと監視を目的として設計された新しいデバイス「EYEビーコンメッシュ」と「EYEセンサーメッシュ」によって実現されます。これらのバッテリー駆動タグは、複雑なインフラを必要とせず、スケーラブルな導入に対応しています。
メッシュネットワークは、デバイス間でデータを中継するアンカーと、ネットワークをバックエンドプラットフォームに接続するゲートウェイによって支えられています。この構成により、インフラ要件を抑えながら、効率的なデータフローを実現します。
このネットワークは高いデバイス密度に対応し、ゲートウェイの必要数を削減しながら、大規模施設全体で安定した通信を維持します。また、自己修復機能により、あるデバイスが利用できなくなった場合でもデータが自動的に迂回されるため、複雑な環境でも継続的な運用が可能です。
Q&A
テルトニカの各ウェビナーの最後には、ライブQ&Aセッションを実施しています。以下では、参加者から寄せられた質問と、プロダクトオーナーであるVytenis Kibildisによる回答をご紹介します。
タグ、アンカー、ゲートウェイ間の通信距離はどのくらいですか?
一般的な通信距離は、環境によって異なりますが、屋内で10~20メートル、屋外で最大100~200メートルです。実際の導入では、最大通信距離ではなく、信頼性の高い接続と測位を実現するために間隔が設計されます。
EYE Meshデバイスのバッテリー寿命はどのくらいですか?
バッテリー寿命は、設定、更新間隔、ネットワーク負荷によって異なりますが、最大10年に達する場合があります。
このソリューションの測位精度はどのくらいですか?
屋内測位精度は通常1~5メートルで、アンカーの配置や、金属が多い環境などの周辺条件によって異なります。
1つのネットワークで何台のデバイスをサポートできますか?
Meshネットワークは、大規模導入を想定して設計されています。たとえば、設定やデータ送信間隔によっては、わずか数台のゲートウェイで数万個のタグをサポートできます。
Meshネットワークの通信は安全ですか?
はい。ネットワーク内の通信はAES128暗号化に対応しており、デバイス間の安全なデータ送信を実現します。
導入を開始するには何が必要ですか?
一般的 な構成には、タグ「EYEビーコンメッシュ」または「EYEセンサーメッシュ」、アンカー、ゲートウェイ、そしてデータの可視化と管理を行うソフトウェアプラットフォームが含まれます。