top of page

最新のAI動画テレマティクス:テルトニカの「KeepCam」と「ProCam」が登場

13/10/2026

ドライブレコーダーは、車両フリート管理において最も重要なツールの一つとなっています。しかし、その有効性は単に道路状況を録画するだけでは決まりません。重要なのは、事故や異常事象を正確に検知し、記録した映像を証拠として安全に保存するとともに、大量の映像データを効率的に管理できることです。


テルトニカは、これらの重要な機能を一つのエコシステムに統合した、新しい動画テレマティクス製品ラインを発表します。

新製品には、AI搭載ドライブレコーダー「Teltonika KeepCam」と「Teltonika ProCam」の2モデルが含まれます。どちらもリアルタイムでの状況把握、道路上の危険やドライバーの行動を検知するインテリジェント機能、安全性を重視したハードウェア設計を兼ね備えています。さらに、追加のカメラモジュールによって撮影範囲を拡張し、車両周辺の交通状況をより広範囲に監視できます。



追跡・ライブ配信・エッジAIを統合したオールインワン型ドライブレコーダー


テルトニカの新しい動画テレマティクスデバイスは、車両追跡、通信接続、ライブ映像配信、AIによるイベント検知を1台のドライブレコーダーに統合しています。これにより、設置作業の複雑さを軽減しながら、フリート運行管理者は車両の位置情報や周辺状況をリアルタイムで確認できます。では、それぞれのドライブレコーダーにはどのような特長があり、どちらが自社のニーズに適しているのでしょうか。


「TELTONIKA KEEPCAM」


「Teltonika KeepCam」は、前方撮影用カメラ、車両追跡モジュール、テレマティクス用アクセサリーに対応する複数の入出力端子をコンパクトな筐体に統合しています。エッジAIを活用して道路状況をリアルタイムで分析し、前方で衝突の危険がある場合にはドライバーに警告します。暗闇や雨、霧などの厳しい環境下でも警告機能が動作し、事故が発生する前にドライバーが適切に対応できるよう支援します。


しかし、事故は必ずしも車両の前方で発生するとは限りません。後退時の衝突、車線変更時の側面接触、積み下ろし作業中の車両損傷など、さまざまなリスクがあります。そこで「Teltonika KeepCam」は、最大2台の追加カメラに対応しています。これにより、車内、車両後方、側面などの状況も監視できます。


「TELTONIKA PROCAM」


「Teltonika ProCam」は、道路とドライバーの両方を監視できるデュアルカメラを搭載しています。休憩時間や休息中など、プライバシーへの配慮が必要な場合には、ドライバー監視機能を一時的に無効化できます。この堅牢なドライブレコーダーは、「Teltonika KeepCam」と同等のテレマティクス機能を備えながら、2倍の数の追加カメラモジュールに対応しており、業務用の大型車両フリートに最適です。最大6チャンネルの映像ストリーミングに対応し、車両周囲の360度をカバーする視認性を実現します。これにより、死角、貨物エリア、周辺の交通状況を効果的に監視できます。



両モデルとも、大規模フリートでの運用を想定して設計されています。統合されたドライバー状態監視システム(DSM)は、ドライバーの行動を継続的に監視し、注意散漫、疲労、携帯電話の使用、その他の危険な行動をリアルタイムで検知します。また、最大200人のドライバーを個別に認識できるため、複数の車両を乗り換えて運転する場合でも、ドライバーの識別、運転評価、レポート作成を自動化できます。フリート管理者は、内蔵スピーカーを通じてドライバーに直接音声で情報を伝えることも可能です。


テルトニカの両デバイスは、長時間の走行にも対応できる設計となっています。放熱構造を備えた筐体により、フロントガラス付近に設置した場合でも安定した動作を維持します。また、バックアップ電源としてスーパーキャパシタを採用しており、事故発生時に車両からの電源供給が失われた場合でも、録画データを保護します。さらに、最大1TBのストレージに対応しています。大量の映像記録を保存できるため、事故調査、保険金請求、法規制やコンプライアンス要件への対応など、必要なときに映像データを活用できます。


モジュール構成による監視範囲の拡張


重要な事象の多くは、ドライブレコーダーのメインカメラの撮影範囲外で発生します。ドライバーの疲労、車両周辺での危険行動、貨物の安全性に関わる問題、死角での衝突などを把握するには、より広い範囲を監視できる仕組みが必要です。


車両の稼働状況をより包括的に把握するため、両モデルは追加のカメラモジュールに対応しています。後方用および側面用カメラモジュールは、屋外使用に適したIP69Kの保護等級に対応し、厳しい気象条件にも耐えられるよう設計されています。また、「Teltonika KeepCam」で車内の監視を追加したい場合には、ドライバー監視用のDSMカメラモジュールを利用できます。このモジュールには赤外線ナイトビジョン機能が搭載されており、暗い環境でも安定した監視が可能です。


すべてのカメラモジュールには、AHDアナログ技術が採用されています。これは、特に大型車両への導入において実用的なメリットがあります。長いケーブルを使用できるため、配送用バンからトラックとトレーラーの連結車両まで、さまざまな車両構成や用途に柔軟に対応できます。


テルトニカのソフトウェアで映像確認・設定・導入を効率化


車両を運用開始する前に、すべてのカメラが意図した範囲を正しく撮影できていることを確認することが重要です。「TCT」を使用すれば、設置担当者は各カメラのライブ映像を直接プレビューし、カメラの位置や撮影角度を確認できます。


また、警告の数を増やせば、必ずしも運用成果が向上するわけではありません。誤検知が多すぎると、運行管理者の作業負担が増え、データ通信量も増加します。さらに、長期的にはシステムに対する信頼性の低下につながる可能性があります。こうした課題に対応するため、「TCT」ではAIによるイベント検知を細かく調整できます。警告のしきい値、検知継続時間、通知間隔、アップロード設定、AIの検知感度などを変更できるため、運用環境や特定のニーズに合わせてイベント検知を最適化できます。



よくあるご質問(FAQ)


これらのドライブレコーダーを使用するには、テルトニカの別のデバイスを接続する必要がありますか?


いいえ。「Teltonika KeepCam」と「Teltonika ProCam」は、どちらも単独で動作するスタンドアロン型デバイスです。車両追跡、通信接続、映像監視、エッジAIの機能が内蔵されているため、追加のテルトニカ製デバイスを接続する必要はありません。


ドライブレコーダーにはどのようなアクセサリーを接続できますか?


両モデルには、3つのデジタル入力(DIN)、1つのデジタル出力(DOUT)、RS232インターフェースが搭載されており、幅広い外部アクセサリーと連携できます。


車線逸脱警告における先進運転支援システム(ADAS)の精度を向上させるため、DIN 1とDIN 2を車両の方向指示器に接続できます。残りのデジタル入力は、ドアセンサーやブレーキ信号入力などのアクセサリーに利用できます。デジタル出力を使用すれば、ドライバーへの警告に使用するブザーや、不正な車両使用の防止に役立つエンジン始動防止用リレーなど、外部機器をドライブレコーダーから制御できます。さらに、RS232インターフェースは、燃料レベルセンサーやRFIDカードリーダーなど、一般的なテレマティクス用アクセサリーに対応しています。


どのようなカメラモジュール構成に対応していますか?


プロジェクトの要件に応じて、必要なカメラモジュールを自由に選択できます。「Teltonika KeepCam」は最大2台、「Teltonika ProCam」は最大4台の追加カメラモジュールに対応しています。


この柔軟性により、「Teltonika KeepCam」を使用した前方・後方監視のシンプルな2チャンネル構成から、「Teltonika ProCam」を使用して車両周囲のほぼ360度を監視できる包括的なマルチカメラシステムまで、幅広い構成を実現できます。


ADASは側面・後方カメラモジュールでも動作しますか?


いいえ。現在、ADAS機能に対応しているのは前方カメラのチャンネルのみです。側面および後方カメラモジュールは、録画やライブ映像による監視に使用できますが、ADASによる物体検知やイベント識別には対応していません。


「Teltonika KeepCam」と「Teltonika ProCam」は車両にどのように接続しますか?


両デバイスは、内蔵の電源・GPIOワイヤーハーネスを介して供給されるDC 9~36Vの電源で動作します。車両のバッテリーおよびイグニッションに接続して使用します。電源入力には、低電圧、短絡、逆極性に対する保護機能が備わっています。また、2つのスーパーキャパシタが内蔵されており、突然電源が遮断された場合でも、録画データを正常に保存して録画処理を終了するために必要な時間、デバイスの動作を維持します。


「Teltonika KeepCam」と「Teltonika ProCam」は「TCT」でワイヤレス設定できますか?


はい。両モデルは独自のWi-Fiホットスポットを構築できるため、「TCT」を使用してワイヤレスで設定できます。特に設置作業時に便利な機能であり、ワイヤレス接続によってカメラの位置や角度を調整しやすくなります。これにより、運用開始前に必要な撮影範囲を確保できているかを効率的に確認できます。

​記事はいかがでしたか?

ぜひシェアしていただければ嬉しいです!

ご質問等ございますか?

お気軽にお問い合わせください!

bottom of page