基本的なトラック&トレース
はじめに
スマホやタブレット、デバイスの進化が急速に進む今日では「基本的なトラック&トレース」(リアルタイムで現在の位置を追跡&過去の流通履歴を追跡)という言葉には新たな解釈が必要です。デバイスから座標を取得するだけでは、十分とは言えなくなったのです。GPSトラッカーは、さまざまな要件を満たす必要があります。追跡デバイスを選ぶ時は、どのようなことが追加でき、どのようなツールが使えるのかを理解することが非常に重要です。
課題
GPSトラッカーを選ぶときに注目すべきことは、比較しているメーカーが提供している付加価値です。つまり、製品自体の仕様だけでなく、ファームウエア(ソフト)の機能、関連するツール、アプリケーションも重要だということです。
また、購入してすぐに使い始められるか…その時間も非常に重要です。だからこそテルトニカは、製品であるGPSトラッカーに加えて、購入者がすぐに使い始められるよう、便利なツールやサービスを提供しているのです。
ソリューション

テルトニカのGPSトラッカーは、共通のファームウエアのプラットフォームで開発されており、新しい機能や拡張機能の開発が続けられています。共通のプラットフォームとは、テルトニカの商品カテゴリーである、PROFESSIONAL(プロフェッショナル)、ADVANCED(アドバンス)、BASIC(ベーシック)など、あらゆるタイプのトラッカーにおいて、ベースとなる機能が共通していることを意味します。テルトニカのトラッカーの機能を有効活用すると、市場で販売されている同価格帯の他のGPSトラッカーよりも幅広いオプションと利点を活かすことができ、用途に応じたテレマティクスの活用を実現します。
ハードウエアの仕様に関しては、テルトニカのトラッカーには、GPSによる追跡の正確性を高めるために、高ゲインGNSSアンテナが搭載されています。移動通信システムであるGSMネットワークの接続ができないような場所では、128MBの内部メモリを使用することでデータを収集できます。また、内部メモリを使ってファームウエアの更新も可能です。そしてこの機能は、市販されているすべてのGPSトラッカーに標準装備されているわけではありません。また、テルトニカのすべてのトラッカーには、不正な切断が検出された場合に通知を送信できる内部バッテリーが搭載されています。
それでは、ソフトウエアが、問題解決にどのような役割を果たすかを見てみましょう。「テルトニカデータプロトコル」を素早く実装するために、パケットパーサーツールと通信サーバーのソースコードの例が提供されています。そして、車両を簡単に制御するため、ユーザーはFOTA WEBプラットフォームに無料でアクセスできます。このプラットフォームでは、リモート設定とファームウエアの更新用のソフトウエアサービスを提供しています。さらに、FMBプラットフォーム上のすべてのテルトニカGPSトラッカーは、Teltonika Configurator(テルトニカ・コンフィギュレーター)をサポートしています。これは、デバイスの設定、ファームウエアの更新、テスト用の便利なツールです。すべての機能と設定の手順に関連する情報は、テルトニカWikiのページでご確認いただけます。
数あるモデルの中でもFMM920は人気のトラッカーです。高品質、競争力のある価格、便利な機能が好評で、すぐにベストセラーになりました。このGPSデバイスは、トラックアンドトレース機能の使用準備が整った状態で工場から出荷されます。ユーザーは、SIMカードを挿してサーバー設定をするだけです。幅広いファームウエア機能とオプション設定を備えたFMM920は、さまざまなニーズを持つユーザーに適しています。
基本的なファームウエア機能は、スリープモード、トリップ検出、始動や移動、接続されたGSMオペレータに応 じた異なるデータ収集モードなど、一般的な機能をサポートしています。このデバイスは、取り付けシナリオに応じて、異なるイグニッション検出モードに対応しています。
また、高度な機能である、自動ジオフェンス、牽引検出、グリーン走行、衝突イベント検出、仮想オドメーター、アンプラグ検出、GPRS/SMS通知などもサポートしています。ユーザーは、Configurator(コンフィギュレーター)またはFOTA Webを使用して必要な関数を有効にし、ニーズに応じて構成を変更できます。
テルトニカのトラッカーは、Bluetooth® LEテクノロジーもサポートし、機能を大幅に向上させています。たとえば、より多くの車両データを確認したい場合、Bluetooth®OBD-IIドングル(接続用の小さな装置)を介して接続し、走行距離、エンジンの稼働時間、エンジンの不具合、燃料レベルなどのデータを取得できます。高度な設定モードでは、EYEビーコンと各種EYEセンサー(温度、湿度、動きなど)を設定できます。
Bluetooth®ビーコンはイモビライザーとして、またはドライバーと同乗者の認証に使用できます。また、輸送中の資産の監視にも使用でき、これには屋内での追跡も含まれます。Bluetooth®経由でデバイスを設定することもできます。テルトニカはBluetooth®通信プロトコルを提供しているので、ユーザーが独自のモバイルアプリを開発してリアルタイムで通知を受信したり、GPSトラッカーで他の有益な機能を実行したりすることも可能です。
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